●英名:Orange
●和漢名:オレンジ、スイートオレンジ
●学名:Citrus sinensis Osbeck.
●科名:ミカン科の常緑小高木
●原産地:南中国、インド、ヒマラヤ地方
●主産地:スペイン、イタリア、アメリカ、メキシコ、イスラエル、南アフリカ、オーストラリアなど
オレンジの原産は、南中国、インド、ヒマラヤ地方であり、ミカン科の常緑樹である。樹高8mほどになり、枝にはたくさんのトゲがある。主に、温暖な土地で栽培される。
オレンジは非常に種類が多いが、スイート種とビター種に大別される。
オレンジの代表的な品種は下記の通りである。
●ワシントン・ネーブル…ブラジル原産である。ネーブルとは、英語で「ヘソ」を意味する。ネーブル種には、ヘソのようなくぼみがあることから名づけられた。
●バレンシア・オレンジ…アゾレス諸島原産で、主産地はスペインなど。
●トロビタ・オレンジ…アメリカ育成種である。
日本には、主にスイート種のアメリカ産が輸入されているが、最近は日本の温暖な地域(瀬戸内海、太平洋側の西部)でも栽培されるようになった。
オレンジは、花、果実ともに芳香に富む。果実には、酸味、甘味があり、果皮は苦味をもつ。また、果実はビタミンCが豊富であり、フラボノイドやカルシウムなどを含む。
精油には、同じ柑橘類のレモン同様、リモネンが90%以上含まれる。花からはネロリー油が得られる。
■果汁が豊富であるため、搾ってジュースとして飲む。
■果皮にもさわやかな芳香があるため、オレンジピール(砂糖漬け)やマーマレード(ジャム)などに利用する。また、果皮や果肉は、肉料理やソースの風味づけにも用いられる。
■花には甘い芳香があるため、テーブルや料理の飾り付けに利用するとよい。
■強い芳香を利用して、加工食品にも使われる。キャンディーやアイス、ドリンク、リキュール類など、主に甘い飲食品などに利用される。
オレンジには、葉、花、果実、果皮全てに薬理効果があるとされ、古くから風邪予防、鎮痛、強壮、胆汁排出促進、鎮痙、駆虫薬として利用されてきている。